「そんなことオラに聞かれても知らねえけろ」
11月の3連休。
「秋の京都」「紅葉の京都」というブランドがなせる業か、
京都は、今が1年間で一番観光客の方が多い時期です。
冒頭のセリフは、街を歩いていると、すれ違いざまに耳に飛び込んできた2人の女性の会話でした。(どこからいらっしゃったのでしょうか?)
そんな京都の秋の3連休ということをすっかりと忘れて街に出た私は、途方に暮れることに・・・・・・。
どこもかしこも、人・ひと・ヒト・・・・・・。
髪を切りに行こうと思ったのに、バスにも乗れず・・・・・・。
予約していた時間に間に合いそうになくなったため、仕方なくタクシーを使う羽目に。
来週末は、12月1日~2日と世界アーティストサミットがあり、
4日は、東京で情Dサプライズ2007 TOKYOがあり、
8日~9日は冬期大学説明会があり・・・・・・・
そんなわけで、髪を切り行く暇もなくなるなと思い、風邪気味の体をおしてその美容院へ。
(休みになると風邪をひいてしまうのですが、気が緩んでしまうかな?ということは裏を返せば、仕事をしているときは気合いで・・・・・・まぁ聡明な読者の方はこれ以上は言わなくてももうお分かりですね)
さて、美容院を出て、「せっかくの休みだし、何をしようか?」と思って考えたところ、
「まぁ、本屋行って、CDショップ行って、映画観る。それぐらいかな」
といつも通りワンパターンの休みのコースしか思いつかず。
「さて、今から上映時間の映画はと・・・・・・『恋空』かぁ・・・・・・ナシだな」
これは決して、『恋空』を観たくないという意味ではありません。
この「『恋空』かぁ・・・・・・」の「・・・・・・」という0.7秒の間に駆け巡ったことはというと・・・・・・
「まてよ、この『恋空』をいい歳した男が休日に一人で観に行ったとする。大概こういうときに限って、沖縄のときみたいにうちの学生が観に来ていたりして。その学生はカップルで来ていたりする。ポップコーンやジュースを買い込んだその2人は、『映画楽しみだね。そうそう大学の課題順調に進んでる?』『え~まだ何も進んでないんだよね』とハートマークいっぱいの会話をしながら、ふと予告編も始まる前の明るい会場にの前方に目を落とす。すると一人の見覚えのある男を目にする。『あれ?あの人どこかで見たことがあるような気が・・・・・・ねぇあの人って』『あっ、大学にいる人だよね、たぶん。いつもはスーツ着ているけど、きっとそうだよ』『え~休日に男一人で、この映画観に来てるのかな?』『うわ~っ、絶対新垣結衣のファンだよ』なんて言われ、もし感動して涙を流そうものなら、『うわぁ、しかも泣いてるし』なんてことも言われ、休日明けの大学に行くと、すれ違う度にいろんな学生に『クスッ』って失笑されたり・・・・・・」
と、この「『恋空』かぁ・・・・・・」の「・・・・・・」という0.7秒の間に私の脳内で上記の内容が処理され、「ナシだな」という結論に至ったわけです。
「単なる思いすごしじゃ・・・・・・」と思ったでしょ?
これがね、そうでもないんですよ。
大概、「見られても良い(いやむしろぜひ見られたい)状況」のときには遭遇せず、
どちらかというと「恥ずかしくてあまり見られたくない状況」に限って遭遇するものなんです。
例えば、「見られても良い(いやむしろぜひ見られたい)状況」というのは、
(本屋で)「あれ、吉田さんじゃ。何読んでいるのかな?『ロバート・B・ラフリンの物理学』?。へぇ物理学にも詳しいんだ」という状況や、
(CDショップで)「あれ、吉田さんじゃ。何探しているのかな?『ベルリオーズの幻想交響曲』かぁ。へぇ趣味はクラシック鑑賞なんだぁ」という状況や、
(とある交差点で)「あれ、吉田さんじゃ。『ささっ、おばあさん僕の肩に掴まってください。荷物もお持ちしましょう』。へぇやっぱり優しいな」
などなど、そんなよくある状況のときには目撃されず、
大概は、「恥ずかしくてあまり見られたくない状況」のときに目撃されるわけです。
また前フリが長くなってしまった・・・・・・
で、映画を観ることを諦めた私は、目撃されるのではなく、自ら学生の取組を目撃しようと(ほらね、ちゃんと前フリから上手くつなげるでしょ?)このブログでも何度か紹介しているASP学科の学生が運営している、アートプロジェクトスペースart zoneへ。

「ARTZONE EYE」と題した今回の展覧会では、芸術表現・アートプロデュース学科4年生の谷門彩子さんがキュレイターとして開催しており、次代を担うアーティストとキュレイターをセットで世に送り出していこうとするプロジェクトとしてスタートしています。
芸術表現・アートプロデュース学科の学生たちが運営するart zone。
皆さんもぜひ京都にお越しの際は、お立ちよりください。
投稿者:入学広報課 吉田
(※註 このブログに脚色は一切ございません・・・・・・が、ロバート・B・ラフリンもベルリオーズも全く存じ上げておりません)
art zoneに関する以前の記事はこちらから
http://www.kyoto-art.info/blog/2007/10/01
http://www.kyoto-art.info/blog/2007/09/17
art zoneのWEBサイトはこちらから
http://www.artzone.jp/jp/index.html