2007年11月18日

訪問日記~世界アーティストサミット~

「そこには確かに、新しい芽が生まれている」

12月1日、2日に京都造形芸術大学で行われる、
「第2回世界アーティストサミット」。

世界では、国際間の紛争が絶えず、環境破壊や人口、貧困救済、教育をめぐる問題が深刻化し、人々、特に若者たちが未来に希望を持つことが困難な状況になっています。
これらの問題を根本的に解決するには、経済・政治・科学分野による方法では既に限界が見えており、既存のシステムに対してブレークスルーとなる提案ができる豊かな「想像・創造力」が必要です。

2005年に行われた第1回世界アーティストサミット。
2年ぶり第2回の今回は、7名のアーティストによるコアミーティングと、2日目の午後に公開シンポジウムが開催されます。

「若者が未来に希望を持てる世界へ」
そんな想いをこめて、翌12月3日は、
京都市立銅駝美術工芸高等学校で、「アーティストサミットin銅駝」と題し、コアミーティングの参加アーティストの内3名が、高校生と一緒に「対話」の場を持つ企画も用意されています。

イングリッド・ムアンギさん
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坂本龍一さん
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議長の宮島達男先生
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この3名のアーティストと、高校生がどういった「対話」を繰り広げてくれるのか今から楽しみです。

11月17日の土曜日。
その銅駝美術工芸高校の代表メンバーが、準備のためのミーティングを行っているということを聞き、様子を見に行かせていただきました。
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行ってみると、そこでは本当に真剣な議論が繰り広げられていました。

「私たちに何ができるのか?」
「力のない私達高校生には出来ることは限られているんじゃないかな」
「本当に、アートやアーティストは世界が変えられるんだろうか」
「私たちには、何も結果が出せないかもしれない。何も変えられないかもしれない」

などなど。
「このモヤモヤする気持ちをどうまとめて伝えたらいいのかな・・・・・・」

それを見ながら、私は感動していました。
「世界アーティストサミットが蒔いた種が、今ここに確かに芽を出そうとしている」

「私たちには、何も結果が出せないかもしれない。何も変えられないかもしれない」と悩む彼ら。
でも、すでに変わっているし、結果が出ていると思います。
これだけ真剣に「考える場」を持っているということ。
もし、何もきっかけがなければ、「考えること」すらしなかったかもしれない。
でも、今彼らは、毎日集まってミーティングをするぐらい、常に自分の中で向き合い、仲間と話をし、社会を見ながら、何とか「答え」を出そうともがいています。

「答えは出ないかもしれない。でも、それでも考えることで、きっと君たちの中には変化が起きているよね。そうやって考える中で出てきたモヤモヤを、そのまま当日はぶつけてみてはどうかな?」

12月1、2、3日の3日間。
熱い3日間が待っている予感がしています。

投稿者:入学広報課 吉田

12月1日、2日 第2回世界アーティストサミットの詳細はこちらから
http://www.artists-summit.org/modules/tinyd9/

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