2008年08月13日

北京オリンピックに見るデザイン

「北京オリンピックがなんだ!」

8月10日の記事に書いておきながら、
実はレコメンデーションをご覧いただいてもわかるように、大のスポーツ好きな編集長なのです。

だから、学生広報スタッフの春菜が作った「野球愛好会」の顧問も依頼されて就任したりするのです。
そりゃ、星野監督のように「上司にしたい男性」でもある編集長は、監督就任も当然の結果なのです。

・・・・・・が、ちっとも活動しない野球愛好会。

さては、「野球を観るのを楽しむ会」だったに違いない・・・・・・
(こらっ!作るだけじゃなく、ちゃんと活動するように!)

さて、そんなわけで、毎日北京オリンピックを観ては興奮し、
「よぉし、私もがんばろ~っ!」と思っているのです。

とは言っても、受験生の皆さんは、それどころじゃないかもしれませんね。

でも、ちょっと意識して観ると、北京オリンピックにもいろいろなヒントがあるのです。

たとえば、初日の開会式。

あれは、芸術大学に進む皆さんなら必ず観ておいたほうがいいですね。
チャン・イーモウ監督による総合演出。
オリンピックやワールドカップの開会式は、まさに総合芸術です。

「もし自分だったら、どんな風に演出できるだろうか?」

と考えてみてください。

セレモニー全体を俯瞰して、多くの人やモノをコントロールしなければならないことに気がつくはずです。

イベントを企画・運営するというのは、全体も俯瞰でき、かつ細部もきちんと把握しておかなければいけません。

イベントをコントロールできる人というのは、意外に少ないのです。
芸術大学を目指す皆さんは、それができるようになってほしいなと思います。

さて、その他にも例えば、オグシオやスエマエで話題になった女子バドミントン

「いやぁ、オグシオ負けちゃったけど、かわいかったなぁ」(ではなく・・・・・・)

あのユニフォームのデザインを思い浮かべてみてください。

「膝上20cmのワンピースに鼻の下を伸ばしているんじゃないの?」
と、編集長を疑ってはいけません。

たしかに、「カワイイ」とは思うけれども・・・・・・
いつもここで言っているみたいに「カワイイ」を作るだけがデザインじゃないのです。

あのワンピース型のユニフォームにはいくつかの「問題解決の視点」があるのです。

例えば、試合が行われる中国は、この時期、かなりの高温多湿が予想されたでしょ?

だから、その「使われている状況を想定」して、
試合中の「暑さ対策と汗の処理」という問題を解決しているデザインなのです。

製作元のヨネックスによると、ユニフォームの生地にキシリトールをすり込むことで、衣服内温度を約3度低下させて、速乾性、高吸汗性も併せ持っているのだとか。

そう、これも問題解決。

それだけでなく、あのユニフォームは、バドミントンではめずらしいワンピース型。
このワンピース型は日本チームだけとか。

ここには、ノースリーブにして、肩周りを動かしやすくしたり
セパレート型に比べて、ウエストの締め付けがないなどの問題解決の視点が。

そして、今日のスエマエの試合を観ていた編集長はあることに気が付きました!

ニュースで観た人は気がついたかもしれませんが、
今日の準決勝で、韓国ペアが何度もサーブでフォルト(above tha waist 腰の高さより上でサーブを打つ反則)を取られて、執拗に抗議をしていたでしょ?

ここで、普通の人が見れば、「なんだよ、しつこく抗議するなよ!」になり、
ちょっと、スポーツ好きの人が見れば、「上手いな、相手に行きそうな流れを、抗議して切ろうとしているな」になるのですが、

さらに上の編集長が見れば、別の視点があるのです。

韓国ペアのユニフォームは、セパレートタイプ。
いわゆる、上(ウエア)と下(スコート)が分かれているタイプです。

これと、日本代表のワンピース型のユニフォームを比較して見ると・・・・・・

ワンピース型のユニフォームは、「腰の位置が判断しづらい」のです。

しかも、今回の日本代表のワンピースは膝上20cmということもあり、ウエストの位置が高く見えるのです。

一方、韓国ペアのユニフォームは、セパレートタイプなので、スコートのラインより上は、腰より上と判断しやすい。
(もちろん、サーブの癖みたいなのもあるので、一概には言えないのですけどね。)

「もしや、above the waistの判断が難しく、サーブフォルト対策という問題解決の視点もあるのでは?」と思いながら観ていました。


ねっ?こうやって「意識してもモノを観る」だけで、観えてくるものや考えるヒントがたくさんあるでしょ?

「なんかカワイイ!」だけじゃ、ダメなのです。

「視点を変えて、意識して観る」

を意識しながら、北京オリンピックを観たら、違った楽しみがあるかもしれません。

はいっ、そこ!「それにしても、良く観ているよね」と意味ありげに言わない!

えっ?だったら男子のユニフォームについてどう思うか?

観ていないから、わかりませんけど、なにか?

投稿者:入学広報課 吉田

「京都造形芸術大学ブログ専用メール」のアドレスができました。
blog@office.kyoto-art.ac.jp
メールいただいている皆さんありがとうございます。
ちゃんと返信しますので、もう少々お待ちください。

出願可をもらって過ごした夏休み

昨日の記事の利祥と同じ日に、コミュニケーション入学を受験した亜由美です!

実は、コミュニケーション入学のとき、
私は、利祥の真後ろの席で受けていました。
(この事実を知ったのは、お互いが合格して、また大学で会えたからなんです。)

私は、利祥が受験したプロダクトデザインコースとは別に、インテリアデザインコースも受験しました。
(当時は、今のように夏期・秋期ではなくて、夏にA日程とB日程があったのです)

「出願可」をもらったのは、インテリアデザインコースでした。
もちろん出願しました。

それでも、「受験が終わった!」なんて浮かれていられませんでした。

画塾の先生にはよく、コミュニケーション入学で受かった子が、出願後手を抜いてしまったり、気がゆるんでしまい、入学後に差が出るから気を付けるように、と言われていました。

だから、合格後も、私は「入学前学習プログラム」に真剣に取り組み、
画塾にも通ってデッサンも習い続けました。

いろいろなものを分けるのは、どれだけ自分のやってる事が好きなのか、好きになれるのかだと思います。

私は生まれてこの19年、絵が大好きで、
小学校から夢だった芸大に入学できて幸せです。

皆さんもどんどん好きなことを見つけて、夢を信じて突き進んでくださいね!

当時提出した課題です!
080813com1.jpg
ひとつの建築物に対してデッサンとレポートを書くといった内容でした!

投稿者:亜由美(2年生)

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