京都は浴衣を着た人でいっぱいです。
今日は、昨日の記事でも書いた京都五山の送り火の日ですからね。
うちの大学から送り火が見られることを知っている皆さんが、
大学にたくさんお越しになっていらっしゃいましたが、残念ながら今日は関係者限定・・・・・・
本当にたくさんの皆さん、ごめんなさい。
開放したいのはヤマヤマなのですが、そうすると本当に事故が起こる可能性もあるので。
うちの大学は、瓜生山という山に位置していますから、階段も多いでしょ?
階段でたくさんの人が将棋倒しに・・・・・・ということがあってはいけないのです。
ということは、京都造形芸術大学に入学すればいいのです・・・・・・
(と今日もまた書いておいて)
さて、そんな大学では今日、京都芸術劇場春秋座で、映画上映がありました。
『山桜』という映画です。
春秋座では、こうやって映画も観られるのです。
皆さんも入学したら、ぜひここでたくさんの舞台公演や多くの作品に触れてください。
(在学生のみんなもそうです!目の前にあるチャンスをみすみす見過ごすのは愚行です)
さてさて、「芸大生こそ(をめざす人も)読書をしよう!」を合言葉にお送りしています。
レコメンデーション
北京オリンピックや高校野球で盛り上がっているこの夏。
というわけで、今日はこの一冊。
ご存知、東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督の本です。
「野球は頭のスポーツである」(p174)と「考える野球」を信念にもつ野村監督の言葉は、本当に参考になる点が多いのです(特に、指導者や教育者には参考になる点が多いですね)。
こう言うと、「私がやりたいのは芸術だから、スポーツは関係ないし」という子もいるんですが・・・・・・
それは違うのです!
「一見関係ないと思われるものから、共通する部分をいかに見つけられるか?」という考え方を持てるかどうかが重要です。
この本の中で、野村監督は、言葉を獲得するために「読書を奨励」しています。
「現役時代に名選手であればあるほど、言葉を無視しがちだ。自分自身が感覚で理解し、できてしまったからである。だが、そうしたものは一般の選手には伝わりにくい。きちんと理屈や理論を言葉で示してやらなければ、理解してもらえないのだ」(p182)
これはきっと、芸大生も耳が痛いはず(だから、このレコメンデーションで「読書のススメ」をしているんですけどね)。
そのほかにも、
「伸び悩んでいる選手はほとんどが『いわれなき自己限定』をしている。『自分はこれで精一杯だ』『自分の力はもはやここまでだ』と考えている。(p39)
これが、高校生の皆さんも大学生も本当に多いのです。
「自己限定」。自分で限界を設定してしまうと、叶う夢もかなうわけがないのです。
また、組織づくりについては、
「組織づくりで、最初に私が行うことは何か。それは『意識改革』である。『考え方が変われば行動が変わる』」。(p42)
「これは野球にかぎったことではないはずだ。」(p43)と野村監督がおっしゃる通りです。
また、技術力などの「有形の力」には限界があるとし、
「無形の力」(例として、分析・観察・洞察・判断・記憶)を養うことの重要性についても説いています。
いつも言っているように、「考えることがいかに重要か」ということが本当によくわかる一冊です。
野村監督と言うと、スポーツニュースで「今日のボヤキ」コーナーがあったりするので、
高校生・受験生の皆さんは、「あんなに面白くなさそうにボヤかれたらイヤだ」と思っているかもしれませんね。
でも、私はちょっと違った見方をしています。
あれも、野村監督の戦略なのだ、と。
「どちらかと言えばまだ弱小球団の楽天にメディアの注目を集めるには?」という狙いもきっとあるはずです。
野村監督は、選手への愛情がすごく多いと私は思っています。
それは、本の中の一節にも表れています。
「どうやって人を再生させるのですか」
よくそう訊かれる。すると、私はいつもこう答える。
「その選手に対する愛、そして情熱です」
そう、再生の根底にあるのは、愛情なのである。(p136)
なるほど、「受験生と在学生愛にあふれている編集長」と同じなわけだ・・・・・・
(結局、いつもそれで終わるのです)
投稿者:入学広報課 吉田