結婚式を終えて、京都に戻ってきました。
何回も書きますが、「知人の」ですけどね。
これまで何回も結婚式に参加してきたけど、ここまでいろいろなことをやったのは初めてだったので、肩の荷が下りたという感じです。
今回は、これまでの記事にも書いたとおり、披露宴で流す映像と、写真撮影も頼まれていたのです。
しかも、映像の制作は、仕事から戻って家で作業していたので、とりあえず間に合ってホッとしています。
その映像は、披露宴の最後(新婦の手紙の前)に流すということを聞いていたので、披露宴が始まっても、最後まで緊張しっぱなしでした。
今回は、新郎新婦から、
「お世話になったみんな(特に家族)への感謝の気持ちを思い出とともに振り返りたい」という依頼だったので、どういう展開にしようかという構想は、3か月ぐらい前から練っていました。
(実際に作業に入ったのは、一週間前でしたけど・・・・・・)
なので、映像が流れている間は、会場にいる来場者の顔をずっと見ていました(笑)
だって、気が気じゃないんだもん。
そして、ハンカチで目頭を押さえている人を見るたびに、「よかった」と思いながら安心していたのです。
終わった後も、ご家族や友人に「あの映像良かったね」って言ってもらえていたみたいなので、本当に一安心。
今回は、何よりも、クライアント(依頼主)である新郎新婦に満足してもらう(それは、それを観るそのご家族や招待客の満足も)ということが大切だったので、そこだけがポイントだったのです。
だから、「自分の作りたいものを作る」ではなくて、常にその「目的=ゴール」をブラさないようにしていました。
ここが大切だと思うんです。
よく、クライアントの意向を無視して、「自分の作りたいもの」を作る、「自己満足型のクリエイター」がいますが、あれってちょっと(いや、だいぶか)違うと思っているので。
(その予備軍の芸大生にも、残念ながら、そういう「自己満足型クリエイター」が本当に多いように思います・・・・・・)
もちろん、依頼主の意見ばかり聞き過ぎると良いものができない場合もあり、
「もっとこうしたほうが良い」という提案はあっても良いと思います。
でも、こういう仕事の場合は、とにかく依頼主が満足するかどうかが大切なのです。
逆にそこがすべてといっても過言ではありません。
もちろん、商品等の場合は、さらにその先の市場でも満足を得るということが大切です。
だから、今回の私の依頼も、結果の成否は、すべてそこでした。
新郎新婦が満足してくれるか、さらにその先の招待客の皆さんが満足してくれるか、だけだったのです。
なので、その反応だけが、最初から最後まで気になっていました。
そして、披露宴が終わった後も、その日撮影した写真をご家族でDVDで観られるようにスライドショーに編集してすぐに渡しました。それで、ようやくすべて終了。
というのも、これは、先日の記事でも紹介したように、
椿昇先生が、「デザイナーは、頭の先から足の先までビシッとキメられなければダメ。最後の最後まできちんとフィニッシュさせることが大切」と先日もおっしゃっていたことを強く意識していたのです。
本人たちは、結婚式の模様を自分では見られないので、
そのときの写真を観ながら、人生一度のその大切な日を振り返りながら、幸せな気持ちになってもらえるようにするということが、「最後までビシッとキメる」ということだと思ったのです。
結婚式の前から、とにかく走りまわっていたので、気持ちの良い充実感と安心感とでいっぱいです。
何よりも、「人に喜んでもらえる。幸せになってもらえる。」
このことが自分にとっての喜びでもあることを改めて実感する機会になりました。
デザインをやりたいと思っているみんなも、そう思えない人はできない仕事だと思いますよ。
それにしても、あの「新婦からの手紙」は、ダメだなぁ。
苦手なんです。もらい泣きしちゃいそうで。
しかも、昨日の手紙が、家族への思いがこもった本当に良い手紙で、もう泣きそうで泣きそうで。
カメラのファインダーを覗くと、不思議と冷静になれるので、必死に写真を撮ってごまかしていました。
何はともあれ、結婚おめでとう!(この場を借りて)
ただ、心残りが一つ。
映像の紹介の時、私の名前を紹介してくれるって言うから、
「名前は言わなくていいので、『京都造形芸術大学の紹介と通信教育部があって、皆さんも今から芸術を学ぶことができますよ』って言って」
ってお願いしておいたのに、司会の人が言ってくれなかったからな・・・・・・
とどこでも仕事を忘れないのでした。
(パンフレットを引き出物にこっそり入れて回れば良かった)
そうそう、結婚式ですっかり忘れていたのですが、
昨日は1日だったので、「京造ブログ看板犬の日」でしたね。
そんなわけで、我が家の愛犬おリュウはん。


今回は、いつもよりゆっくり遊べたので、癒されました。
投稿者:入学広報課 吉田